比良、奥の深沢 遡行紀

日時  : 平成13年8月4日−5日   遡行開始−6時30分、遡行終了−9時30分

メンバ− : 塩崎将美(S41年卒)、浪川純吉(S42年卒)、大森雅宏(S53年卒)、
               山本恵昭(S56年卒)、田中一也(S63年卒)、池内友宏(現役)


4日午後4時、大学で池内君と会い装備を積み込み芦屋で浪川君を拾い、西宮から名神、京都東から湖西道路を走り真野インタ−で降り、安曇川方面に向かう、途中唯一のコンビニで買い出し、367号線(昔の鯖街道)を走り6時前に坊村到着。比良の山は神戸から以外に近く感じました。明王谷に車を乗り入れるも、神社の駐車場や河原の広場は車でいっぱい。多くのキャンパ−がバ−ベキュ−等を楽しんでいる。さすがにシ−ズン。林道の車止め手前の道路際に車を停めタ−フを張り場所を確保する。車止めの上から車が2台降りて来る。それではと浪川君と二人で車止めの柵を退かせ偵察に。途中猿の群れを見る。口の深谷の道標を確認、直ぐに目的の奥の深谷の入渓ポイントの橋。近くに車の駐車スペ−ス在り。このあたりでビバ−グし、谷に降りて焚き火も可能。
ビバ−グサイトに帰ると、大森君、山本君が到着しており、さっそくビ−ルで乾杯。
田中君も到着し夜中までワイワイガヤガヤ盛大に酒盛り。焚き火の無いのが残念。
右の写真は道路側で宴会、盛り上がる。池内君、君が作ったマ−ボ豆腐美味かったです。


前夜12時頃まで酒盛りしたにも係わらず、5時過ぎには皆起きだし、朝飯。
6時には出発。林道は所々私の車の底が擦れましたがゆっくり走り2個目の橋のたもとに車を駐車。ワラジを濡らし6時30分頃入渓。最初からジャブジャブ水の中を歩き出しました。
1mぐらいの小滝から大きな釜を従えた8mぐらいの大滝まで大小の滝の連続です。ナメ滝、ゴルジュ、廊下状の流れ、変化に富んだ素晴らしい谷です。六甲山では見られない沢、比良にこんなところがあったことがまず驚きでした。お勧めです。皆さん一度トライしてみてください。滝を登らなくとも巻き道で登っても楽しめますよ。


左の写真は、手前の釜を泳ぎ岩に取り付き滝の左を池内君が登っています。
登りきりザイルを出して確保してくれました。
私は滝に近づき過ぎて水量に負けスリップ、ドボン。仕方なく泳ぎ右の壁を攀じ登りました。
残り全員池内君のル−トを登り切りました。


釜を泳田中君 滝の左を登る池内君、最後の落ち口の乗り越しが難しいので私は巻きました 嬉しそうな顔でシャワ−クライミングする田中君
さあ飛び込むぞ、浪川君 泳ぎきり岩に取り付く浪川君 登り切る浪川君に団体装備全て担がされ馬力で釜を泳ぐ池内君

左の写真は滝の右を登る田中君、手前の行か戻ろか浪川君、この後
釜に飛び込み後に続きます。浪川君の足元に注目してください。
彼は地下足袋にワラジ。大森君もワラジ、彼は自分でワラジを編んで
作たと言う事です。
地下足袋に2種類あるのをご存知ですか。農耕用と鳶職用。
私も始めて知りましたが、知らなかった浪川君は鳶用を買い、
歩きにくいと言っていました。農耕用が底が厚く歩きやすいようです。
池内、山本、田中君達は本格的に遡行用のフェルト底のシュ−ズ。
私は釣り道具屋の鮎釣りコ−ナ−でフェルト底のバスケットシュ−ズの形の
靴を買いました。3,600円でした。
私の服装は、速乾性のパンツに長袖のてTシャツ、ズボンも速乾性。
靴下も速乾性を買いましたが余り関係無いようです。常に水の中、濡れたままです。





沢が武奈ケ岳への登山道と交叉し遡行完了。
全員満足そうな顔のOB部隊、右から田中君、大森君、浪川君、山本君、そして左端が私くし塩崎です。

この後、登山道を車のデポ地点まで40分ほどで下り、解散しました。

参加者の皆さんそして読者の皆さん、写真の写りが悪く申し訳ありません、お許しください。。
デジカメで写しましたが、薄暗い沢の中でオ−トフラッシュ撮影モ−ドに成っていたのかもしれません。フラッシュ焚いても距離が在り過ぎて暗い写真ばかりに成りました。
次回は使い慣れた望遠付きのアナログ、コンパクトカメラを持参します。

(文責 塩崎)

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